今回もWINGSプロジェクトの書籍レビュアーに応募し、献本してもらったので、書評を書きました。
WINGSプロジェクトの皆様、著者の山田様ありがとうございます。
今回は表題の書籍を献本していただきましたので、こちらのレビューをさせていただきます。
経緯
個人の勉強でGoogle Colabratoryでデータ分析をしており、Pythonは触れている割にPythonの文法の知識不足が否めなく、何かをきっかけに再度文法を一通り見直したいと思ったため。
導入/私の前提知識
実務では経験がないです。
背景としては、長らくVPoEのような立場だったのでコーディングもしていなかったことと、データ分析チーム以外はPythonを使っていなく、他メンバーの学習コストが高いためPythonは使わないようにしていたからです。
また、以下の初版の書評時からはPythonを書いているものの、ChatGPTなども活用して書いているので、たまに出力されるコードに???となり、調べるくらいの詳しさのレベルです。
dke-msy-node.hatenablog.com
ただ、放送大学やAIIT(社会人大学院)在籍時には課題などでは使いました。
書評のサマリー
前回との書評との差分からチェックしようと思ったら、「Python 3.12」「Python 3.13」のタグがついていて便利でした。
そして、上記を鑑みて中身を読んだところ、PythonにGenericsが来ているだと、、、、というのが書籍読んだ一番大きな感想でした。
早速活用できそうです、ありがとうございます。
書評
全体としては、前回の初版の書評時(2020年)はPython3.8だったこともあり、今回の書籍を見ると最新に近いPythonではこういう機能が入ったのかーというのがすぐにわかったのが最も良い点です。
加えて、冒頭で歴史ベースでバージョンごとの追加機能の記載もあり、わざわざ調べる手間が省けたのも嬉しかったです。
サマリーにも記載しましたが、初版との差分や新しめのPythonの機能に「Python 3.10」「Python 3.12」「Python 3.13」のようなタグが付いているのは読み手としてはかなり便利に使える気がしました。
あと、パターンマッチもここまで強力になっているの知らなかったため、今日から使います。
そのパターンマッチもかなり詳細に内容に触れてもらっていたこともあり、ChatGPTなどのLLM使ったコードが出てきた際もこの書籍片手に、正しいコードに導くことができそうです。
他には、演習問題が細かくある点は初級者にとっては良いと思い、コラムにあったThe Zen of Pythonもしっかり紹介していたのはよりGoodPointだと思います。
ぱっと見の改善点としては、開発環境をJupyter Notebookにして説明していましたが、ページ数を割いてでもGoogleColabratoryを紹介しても良さそうなところが気になりました。
以上、書評とさせていただきます。



